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  <title>SCRaPBooK</title>
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  <description>小説未満の文章置き場です。</description>
  <lastBuildDate>Thu, 11 Nov 2010 10:52:30 GMT</lastBuildDate>
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    <item>
    <title>ものやおもふとひとのとふまで</title>
    <description>
    <![CDATA[獄寺君はオレのこと好きなんだと思う。<br />
オレは獄寺君のことを好きなんだと思う。<br />
だとおもうって推測をいくつも積み重ねて、<br />
でもだってそうでもしなきゃ、<br />
答えが出ないだろ、この関係。<br />
足場固めなきゃ次に進めないだろ。<br />
どうしたいのとか、どうするといいんだろうとか、<br />
本当は何がしたいんだろうとか<br />
なんにもわかんないだろ。<br />
本当はどうしたいって、なんでこんなことしてるんだろって、<br />
どうして、<br />
これが正しいと思えないんだろう。<br />
（そりゃマフィアのボスやって男と抱き合ってりゃ<br />
　正しいと思えない方がマトモか？）<br />
<br />
思えないんだよ。<br />
<br />
君のこと抱きたいと思うし、今やってることが悪いことだとももう思えないし、<br />
<br />
（少なくともマフィアのボスに関しては<br />
　オレ以外の誰かにこの座を譲ったら世界が終わるな。）<br />
<br />
（ああ、同じ理屈で、<br />
　獄寺君をほかの誰かにやることなんか考えたら、<br />
　オレは壊れるかも。）<br />
<br />
（うんそう。）<br />
<br />
（獄寺君じゃなくて、オレが壊れるね。）<br />
<br />
（うん。おかしいよね。）<br />
<br />
だから、オレは獄寺君のこと好きなんだって考えた方が楽でしょう<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
なんで仕事と恋を同列に語るのかと彼が問うので。<br />
]]>
    </description>
    <category>ツナと獄寺と…</category>
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    <pubDate>Fri, 06 Aug 2010 17:34:38 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>無責任なパロはこうなった。</title>
    <description>
    <![CDATA[読んでる方いらっしゃるだろうか。<br />
無責任と宣言して始めて、本当に無責任に放置しやがった企画ですが、<br />
長く放置している間に色々あったので、こうします。<br />
<br />
「適当に、書きたいシーンだけ書き散らす。」<br />
<br />
う…。投票してくださった方とか本当にありがとうございました、申し訳ありません、この企画は無責任だから勘弁して。<br />
<br />
とりあえず花魁の設定と、隼人さんと武さんのシーンだけあげました。<br />
次は綱吉さんと隼人さんが仲良くなるシーン書きにきます。<br />
（春琴抄も書きたいシーンはあるが、花魁ほどテンプレな話ではないのでちと書き散らしにくい。し、やっぱり花魁の得票数は多かった。古典ネタ強し！（笑））]]>
    </description>
    <category>パロ企画</category>
    <link>http://10x10.blog.shinobi.jp/%E3%83%91%E3%83%AD%E4%BC%81%E7%94%BB/%E7%84%A1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E3%81%AA%E3%83%91%E3%83%AD%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82</link>
    <pubDate>Sun, 10 Jan 2010 13:58:45 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>花魁パロ、こんなかんじです。</title>
    <description>
    <![CDATA[■花魁パロ、こんなかんじです。<br />
原作のように『一般人ツナのもとに裏社会出身の獄寺がやってきたらどうなるのかな』ではなく、『獄寺以下大勢が暮らす裏社会にツナが一人で放り込まれたらどうなるかな』というコンセプトのパロディです。<br />
そこでなぜ裏社会に遊郭を選ぶ！？　おとめのなぞです。<br />
あと、またツンデレ攻略です。<br />
<br />
なお内容にはちっとも絡んでこないのですが、この花魁ワールドはSFです。<br />
以下読まなくてもいい言い訳なので小文字。<br />
<span style="font-size:70%"><br />
なんで男の花魁？とか謎に思うのを避けるための魔法の言葉です。<br />
いろんな用語の定義がテキトーに史実と異なります。<br />
ありんす言葉も基本使いません。<br />
なのに全員和服でカタカナ名前の方にも無理矢理日本語名前つけてます。<br />
ごめんなさい。パロディと思って勘弁してください。<br />
この花魁ワールドはSFです。<br />
遠い未来、人々は巨大な空中船艦（ラピュタやナウシカのような）で暮らしています。それぞれの『船』が都市国家のような自治体を形成していて、なにかの生産に特化しています。食糧、工業品から医者、軍人などの特殊技能を持つ人材まで。その中にはこの世界では人口が極端に減ってしまった女にかわり、男でありながら男に身体を売る女郎を擁する『花街』船もあります。それら財の交易、船の燃料補給は『港』で行われ、そこに帰港する船に対しとても大きな支配力を持っています。そんな世界で、</span><br />
とても大きな港を仕切る大店（おおだな）の後継者争いに巻き込まれてしまったツナとそのお抱え花街のとある郭で暮らす隼人のおはなし。<br />
<br />
沢田綱吉／一応主人公？<br />
普通の気弱な少年……だったはずが、今回は街を仕切る大店の跡継ぎとして担ぎ出されます。御屋敷にて強制的に修業中ですが、教養がない、遊び方を知らない、と修業の一環として傘下の郭に行くことに。<br />
<br />
童子（わっぱ）／ツナのお目付け役<br />
見た目５歳以下だろってなツンツン頭の幼児にして裏社会では知らぬものはいない最強の……やっぱり幼児。９代目の信頼が厚く、とかく偉そう。<br />
着流し着用、帽子無し。<br />
（未来編で雲雀の屋敷に出入りしてたときの格好をイメージして頂けると幸いです。）<br />
<br />
隼人／薄ら灯（うすらひ）太夫<br />
郭の二番手。<br />
源氏名薄ら灯はいつもキセルをくわえていることから。あるいは肌も髪も夜目に白くひかってみえることから。<br />
幼少のころに郭に買われて教育を受けています。外の世界のことはほとんど記憶にありません。<br />
年若くして太夫まで上り詰めたのは他に類を見ないその容貌のせいもあるが、客を選り好みせず、相手にあわせてきちんと色恋を売る気風のせいも大きい。とのもっぱらの評。<br />
（ちなみに薄ら灯は造語です。春の季語「薄ら氷」から）<br />
<br />
雲雀／雲雀太夫<br />
郭の不動の一番手（お職）。舞の名手、特に扇を好む。<br />
年齢不詳、いつからお職なのかも不明。年季もとっくに明けているはずなのに、山と舞い込む身請け話もぜんぶ突っぱねて郭に居座っています。<br />
にこりとも笑わない、かけらも客に媚びない。が、それがいいとの世間の評。<br />
ちなみに童子は彼の旦那の一人です。童子は雲雀の笑うところを見たことがあるらしい。<br />
<br />
了／薄ら灯の部屋付きの用心棒<br />
薄ら灯の一回り年上。同じ頃から郭で奉公している、幼なじみで面倒見役。<br />
家に帰ると溺愛している妹がいる。<br />
ちなみに雲雀の部屋付きは哲さんです。<br />
<br />
楼主／郭の楼主<br />
もとは天馬と言う名の太夫。<br />
９代目に見込まれて引退、以降郭を取り仕切っている。<br />
金髪のすっごい美人のあのひとです。自分のあとを継いでお職になった雲雀にここでもやっぱり手を焼いています。<br />
<br />
武／切り花屋<br />
部屋持ちの女郎の部屋に毎日花を活けにくる花屋の少年。<br />
親方は剛。まだ修行中の身だが、雲雀に気に入られて若くしてお職の部屋の担当です。なのに次席の薄ら灯の部屋が剛じゃおかしいだろう、という事で芋蔓式に薄ら灯の部屋も担当。（大広間なんかは剛さんがやっています。）<br />
ちなみにこの花は全部お客さんからのラブレター。<br />
雲雀の部屋なんかは毎日花で埋め尽くされ、薄ら灯もそれなりに。<br />
毎日お客が帰って女郎さん達がぼーっと休憩している午前中にやってきて、世間話しながらテキパキ花を活けて、昼見世の始まる前に帰ります。<br />
郭に住んでこそいませんが、気さくな人柄もあってほとんど内部の人間扱いです。<br />
<hr><br />
なんかこんなかんじ。ちょっとシーン抜き出してみました。<br />
隼人と武の会話シーン。<br />
<hr><br />
<br />
　すたん、と軽い音を立てて、しかし勢いよく襖が開け放たれた。<br />
「薄ら灯、ちょっと邪魔するぜ。その花やり直す！」<br />
「はあ？」<br />
　薄ら灯が問うのも聞かず、武はずんずんと部屋の中に踏み入った。ぴたりと部屋の真ん中で立ち止まり、あごに手を当てて何やら思案顔でさっき活けたばかりの花を見回す。<br />
「なんだよ、薮から棒に。オレのところは終わりじゃなかったのか？」<br />
「雲雀に駄目出し喰らった。やり直す。ちょっと借りてくぞ。」<br />
　言うや否や、床の間の大瓶から赤い大牡丹を引き抜く。続いて蘭も藤も葉菖蒲も。<br />
「おい、オレの部屋は雲雀の部屋の在庫置き場か？」<br />
「まあそうかな。」<br />
　素っ気ない返事。駄目だこいつ。没頭してやがる。薄ら灯は舌打ちする。<br />
　武は抱えた花束を見詰め、うん。と一人納得したように頷いた。これならどうだ。みてろよ、あっといわせてやる。<br />
　ばさりと大風呂敷を床に広げ、武は選んだ花達を手早くまとめる。色とりどり花の並べられた床とは対照的に、花を奪われた部屋は見るも無惨だ。まるで嵐の通ったあとのよう。<br />
「……おい。さっさと済ませてこっちの部屋もどうにかしろよ。」<br />
「うん。できるだけ間に合わせる。」<br />
　これまた色のない返事。<br />
「……ったく、どいつもこいつも。」<br />
　どうせ二番だよ、天下の雲雀太夫様には敵いませんよ。<br />
　薄ら灯はぶすくれる。ふ、と武が顔を上げた。<br />
「今日来るの、沢田の旦那？」<br />
「……だったらなんだ？」<br />
「そっか、それで機嫌いいのな。」<br />
　かちん、薄ら灯は眉を跳ね上げた。<br />
　そうだ言う通り。虫の居所が悪い日に部屋から花を取られようものなら、薄ら灯の悪態はこの程度では済まない。<br />
「よくねえよ、別に！　てめ、ほんとにオレの部屋間に合わなかったらはったおすからな！」<br />
「はは、そうかっかすんなって。そっか、沢田の旦那か。なら、大仰に飾るよりこっちのがいいか。」<br />
　武は色鮮やかな藤を一枝手に取った。色鮮やかな、まだ花開いたばかりの若い房を一つ折り、ひょいと薄ら灯の髪に飾る。<br />
「うん。似合う。部屋にお前一輪いりゃ、旦那は十分だって。」<br />
　みるみる、薄ら灯の顔が朱に染まる。<br />
「……っ、んな、わけねーだろ馬鹿！　とっとと行け！　さっさと済ませて次はオレの部屋だからな！」<br />
　しかし片手でしっかりと藤に房を押さえたまま、薄ら灯は乱暴に武を部屋から蹴り出した。<br />
<br />
<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>パロ企画</category>
    <link>http://10x10.blog.shinobi.jp/%E3%83%91%E3%83%AD%E4%BC%81%E7%94%BB/%E8%8A%B1%E9%AD%81%E3%83%91%E3%83%AD%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%82%93%E3%81%98%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82</link>
    <pubDate>Sun, 10 Jan 2010 13:39:10 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>春琴抄パロ、こんなかんじです。</title>
    <description>
    <![CDATA[■春琴抄パロ、こんなかんじです。<br />
<br />
３人組のうち、山本とツナのポジションが逆だったらどうなるかな<br />
っていうのが大本コンセプトのパロディです。<br />
またはツンデレツナ獄を書いてみよう。<br />
これは全員原作と同じ名前で登場予定。<br />
時代設定は大正ロマンもどき（笑）<br />
ではざっくり人物解説をどうぞ。<br />
<br />
<br />
<b>山本武＠さるお家柄の「若」様</b><br />
山本の家は原作のボンゴレ並みになぞの巨大組織です。平安時代は陰陽師だったとか、江戸時代はお庭番だったとか、なんだそりゃっていう謎の組織。の末裔。<br />
山本武本人も薄々聞かされてはいたのですが、いまは他人事と普通に…もとい、文武両道、人望に篤く学ラン姿も見目麗しい大変優秀な学生をしておりました。しかしある日突然、「跡目を告げる男児がお前しかいないから」と、本家から次期当主のご指名を受けます。<br />
さて、山本家の当主は文武両道どころか華道香道茶の湯に俳諧歌舞音曲、本当に何でもできなくてはいけません。<br />
ところが山本、武道は道場に入り浸りで完璧だったけど、学業も一般人としては優秀だったけど、歌舞音曲だけはサッッパリだった。<br />
そんなわけで、本家（広大なお屋敷）住み込みで教育を受けることになります。<br />
じゃあ、まずは音曲のほうから、ってことで……<br />
<br />
「げ。　お師匠さんに獄寺呼ぶの？<br />
　冗談きついぜ、あいつと二人っきりとかムリ！<br />
　なあツナ、悪い！　春休みだけでもオレと一緒に来てくれねえかな？」<br />
<br />
<br />
<br />
<b>獄寺隼人＠「若」のお師匠さん</b><br />
獄寺家は山本家の分家の一つで、琴、三弦、鼓に竜笛に笙その他あらゆる音曲の名手を輩出しています。<br />
隼人はそのなかでも弦の名手です。<br />
日本の東北地方の山中に屋敷を構えてひっそりと暮らしていましたが、今回次期当主の教育に当たって、年齢が近い事もあり隼人が本家に出向くことになりました。<br />
隼人は幼いころからひたすら楽の道を究めていたので同年代の友人というものを持ったことがありません。気位が高い、芸事に入ると容赦がない。山本が二人きりは勘弁してくれ、というぐらい、扱い難い性格をしています。<br />
また、獄寺の家は女系なので、隼人も公式の場では女性的な身なりと言動をします。あと、なぜか銀髪碧眼だったり色々こじつけ設定があるんだけど、その辺はツンデレ攻略と一緒に解明するのでいまはカット。<br />
<br />
<br />
<br />
「お久しゅうございます、若。この度若の指南役を拝命つかまつりましたこと、この獄寺隼人、光栄の至りです。」<br />
　楚々と三つ指をついた美少女、にしか見えない少年は、微笑んで顔を上げた。<br />
「……ところで、若、そのチビなんですか？」<br />
「えと、山本の友人で、沢田綱吉と言います。あの、よろしく、獄寺さ……」<br />
「あ？」<br />
　ツナが口を開いた途端、隼人はあからさまに態度を翻した。<br />
「部外者が気安くうちの家の名前口にしてんじゃねーよ。」<br />
「まーまー。ツナはオレの親友なんだぜ、ここは仲良く、な？」<br />
　山本が取りなして、やっと隼人は口を噤む。<br />
「……はい。」<br />
　そしてまたにこりと白い花のような笑顔を見せた。<br />
「若がそう仰るのなら。案山子が座ってるとでも思うことにします。」<br />
<br />
<br />
<br />
ちなみに山本一門で歌と舞いの名家は雲雀家。通称「北の獄寺、西の雲雀」。<br />
次期当主恭弥（また色々あって女装）は隼人とは犬猿の仲です。隼人が一方的に敵視しているとも言う。武と恭弥は年に数回ほどと顔を合わせることも多く、比較的良好な関係を築いています。（だから余計恭弥と隼人の仲は険悪に…）<br />
<br />
<br />
<b>沢田綱吉＠一般庶民</b><br />
一般庶民です。今回は何の血も引いていない純粋な一般庶民です。<br />
山本のお屋敷で迷子になったり、話の流れでなぜか山本と一緒に稽古を受けることになったり、それで露骨に隼人にお邪魔扱いされたり、色々今回もかわいそうです。<br />
身の回りの生活能力皆無な隼人と山本の手は借りたくないという彼の見栄っ張りの結果、いつの間にか見かねて隼人の世話焼きがかりになってしまいます。<br />
<br />
て、これじゃああまりにもなんでツンが解けかけた辺りもちょっとだけ。<br />
<br />
<br />
<br />
　隼人は離れの縁側に腰掛けてぼんやりと庭を眺めていた。傍らに三味線が置かれている。<br />
　二人の指導をしている時以外は、隼人は一人で自分の稽古をしているようだった。離れから絶えず微かな調べが聞こえているのをツナはよく知っていた。こんな風に、放り出してぼんやりしているのは本当に珍しい。<br />
「隼人。」<br />
　声を掛けると隼人はぎくりと慌てて居住まいを正し、こちらを見た。<br />
「……なんだ、お前か。」<br />
　が、そこにいるのがツナだけと知って、また姿勢を崩す。<br />
「若は？」<br />
「道場。毎日正座で身体が鈍るって。」<br />
「そっか。……その熱意がちょっとでもこっちに向いてくださればいいんだけどな。」<br />
　諦めた様に言って、三弦を抱え直して、撥を手に取る。稽古を再開するかと見せて、隼人は再びだらりと手を降ろした。<br />
「隼人が、庭にいるなんて、珍しいね。外は騒がしいから嫌いじゃなかったの？」<br />
「ああ、嫌いだな。……けど、」<br />
　視線の先には池があり、畔には桜の大木がある。そよと風が吹いて、花びらが一枚舞って、水面に波紋を描いた。<br />
　……次の桜は見られないかもしれないから。<br />
　言いかけた言葉を隼人は胸にしまった。<br />
　こいつに言ってなんになる。<br />
　細い糸の様に隙間から入り込んでくる、ツナの纏った穏やかな空気が嫌いだった。入り込んで絡み付いて、柔らかなもので隙間を埋める。<br />
　けど、それはいつまでもいてくれるわけじゃない。<br />
　指南役が終われば、自分は家に帰る身だ。この感覚に慣れたくなかった。<br />
「ただの気紛れだ。畳より板張りの方が響きが良くて好きなんだよ。」<br />
　今度こそ、構え直すと隼人は力強く弦を弾いた。<br />
　うそだ。<br />
　ツナは強く思う。<br />
　嘘だ、音がちがう。<br />
「オレたちにはあんなに、いい加減な気持ちで弦に触れるなって言うくせに。」<br />
　隼人が手を止めた。まじまじとツナを見つめる。見破られてしまっては、もう続きは弾けない。<br />
　弾く方はからきしのくせに、なんでこいつはこんなに耳がいいんだ。<br />
「隼人、何かあっただろ。」<br />
　なんでそんなこと聞くんだよ。言えば楽になるかもなんて、思ってしまうじゃないか。<br />
　<br />
<br />
<br />
<br />
最後に、注意書き。<br />
春琴抄パロですが、熱湯がかかったり、針で眼を突いたりはしません。<br />
逆を言うと、そう言うことです。<br />
でも最終的に本当にそうなるかはまた投票で決めようかな。<br />
採用になったら。<br />
<br />
<br />
以上、リアル友人からはそれのどこが春琴抄と言われる春琴抄パロのプレゼンでした！]]>
    </description>
    <category>パロ企画</category>
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    <pubDate>Fri, 03 Apr 2009 19:44:39 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>無責任にパロディ企画します。</title>
    <description>
    <![CDATA[今年もエイプリルフールができなくて、<br />
頭の中に下らないパロディ設定ばかり溜まっているので<br />
吐き出し企画をしようと思います。<br />
<br />
<strong>どっちがいいですか</strong><br />
１、花魁パロ（「さくらん」みたいなの？）<br />
２、春琴抄パロ（住み込み書生さんみたいな？）<br />
<br />
<strong>企画概略。</strong><br />
オフライン原稿の片手間なので、多分夏ぐらいまで。<br />
連載というよりは連続企画。<br />
文章クオリティは日記妄想からポエム程度。<br />
更新頻度は気紛れ。<br />
優先順位はオフライン原稿＞じゃんぷの感想＞企画=通常更新。<br />
<br />
<br />
<strong>各パロ共通項。</strong><br />
ツナ獄+山ヒバ。<br />
Not大人。<br />
とりあえずみんな着物。<br />
二人の呼称が獄寺君と10代目じゃない。<br />
<br />
<strong>参考までに注意書き</strong><br />
春琴抄はおそらく全年齢。<br />
３人組メインなので、ヒバリの出番がないかも。<br />
設定はあるんだけど。<br />
<br />
花魁パロは花魁パロなので、そういうことになる。<br />
でもそう言うシーンは面倒で書かないかもしれない。<br />
でも、ツナと獄寺の部分ぐらいは書くかな。<br />
お客と獄寺は書かないだろうな。<br />
（この辺本当に無責任企画。）<br />
<br />
と、こんな感じの企画、<br />
興味があったら一票くださるとうれしいです。<br />
（いや、お一人様何票でも投票できますが。）<br />
<s>投票は、4/3くらいまでかな。</s><br />
どっちのパロもオープニングだけお見せします。<br />
お先に春琴抄、おつぎ花魁。それから一週間ほど決選投票。の予定。<br />
現在プレ決戦投票モードですが<br />
票数はオープニング出揃い後の投票とほぼ同様に扱われます。<br />
こっちって決めちゃってる方は入れちゃってくださいな。<br />
心変わりも二股も何でもありですので。<br />
<br />
<br />
一時休止します。<br />
夏の原稿しながらふらふら書きたいので<br />
６月半ばころ再開予定。<br />
無責任企画！<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>パロ企画</category>
    <link>http://10x10.blog.shinobi.jp/%E3%83%91%E3%83%AD%E4%BC%81%E7%94%BB/%E7%84%A1%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E3%81%AB%E3%83%91%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3%E4%BC%81%E7%94%BB%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82</link>
    <pubDate>Sun, 29 Mar 2009 14:09:35 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>ぎるてぃびゅーてぃーらぶ</title>
    <description>
    <![CDATA[一時期拍手に突っ込んでおいたもの。<br>
（クリックで捲れていくスクリプト作るのが面倒だったので。）<br>
<br><br><br>
<b>突然クリック劇場。</b><br>
<br>
昨日、用があって獄寺君が家まで行ったら、<br>
シャマルはまた女の人を口説いてたそうです。<br>
<br>
「最っ低です！　なんであんな奴頼ろうとしたんだか……」<br>
<br>
その言い方じゃ、<br>
まるで獄寺君は<br>
シャマルのところに行った自分に<br>
腹を立てている様にも聞こえる。<br>
聞こえるけど、<br>
獄寺君はそんなことちっとも考えてないんだろうなあ。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
獄寺君から聞くシャマルの話は、<br>
いつも片方だけすっぽり抜け落ちてて、<br>
そう、<br>
獄寺君は悪くなくて、<br>
いっつも悪いのはシャマルだということになっている。<br>
<br>
「獄寺君て、そこだけは真似しないんだね。」<br>
<br>
何のことですか、と、獄寺君は一度瞬きした。<br>
<br>
「獄寺君も、女の子大好きってなれば？　シャマルみたいに。」<br>
<br>
「な！」<br><br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
「冗談キツイっスよ、10代目。なんでよりによってアイツの唯一の欠点を、」<br>
<br>
「『唯一の』？」<br>
<br>
う、あ、あ、って、<br>
獄寺君の口唇がふるえる。<br>
<br>
「いっ、今のは！　言葉のアヤです！！」<br>
<br>
真っ赤になって反論するので、<br>
ああ本当に獄寺君はシャマルが好きなんだなぁと思う。<br>
<br>
獄寺君はシャマルが好きなんだなぁ…………。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
そっか、うん。<br>
知ってたけどさ。<br>
知ってるけど。<br>
<br>
「……ちなみに獄寺君。獄寺君から見て、オレの欠点は？」<br>
<br>
獄寺君はまじまじとオレを見つめた。<br>
ぐああ、と頬が赤くなる。<br>
ぎゅうと右手を握りしめる。<br>
<br>
「恐れ多いですが10代目！」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
「強いてあげるとすれば欠点のないところが10代目の欠点です！！」<br>
<br>
…………ああ、そう。<br>
まあそう答えるだろうなあって、<br>
知ってたけどね。<br>
<br>
（獄寺君は結構勝手で、）<br>
（良いか悪いかしかなくて、）<br>
（オレのこと嫌いじゃないからそう言うんだろうけど、）<br>
<br>
……わかってんだけどさ。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
おしまい。。。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
そしてまた今日も、<br>
シャマルは女の人を口説いてたそうです。<br>
<br>
「本当に最っ低です！　なんであんな奴頼ろうとしたんだか……」<br>
<br>
その言い方じゃ、<br>
まるで獄寺君は<br>
シャマルのところに行った自分に<br>
腹を立てている様にも聞こえる。<br>
聞こえるけど、<br>
獄寺君はそんなことちっとも考えてないんだろうなあ。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
獄寺君から聞くシャマルの話は、<br>
やっぱりいっつも片方だけ抜け落ちてて、<br>
そう、<br>
獄寺君は悪くなくて、<br>
いっつも悪いのはシャマルだということになっている。<br>
<br>
「獄寺君て、そこだけは真似しないんだね。」<br>
<br>
何のことですか、と、獄寺君は一度瞬きした。<br>
<br>
「獄寺君も、女の子大好きってなれば？　シャマルみたいに。」<br>
<br>
「な！」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>「冗談キツイっスよ、10代目。なんでよりによってアイツの唯一の欠点を、」<br>
<br>
「『唯一の』？」<br>
<br>
う、あ、あ、って、<br>
獄寺君の口唇がふるえる。<br>
<br>
「いっ、今のは！　言葉のアヤです！！」<br>
<br>
真っ赤になって反論するので、<br>
ああ本当に獄寺君はシャマルが好きなんだなぁと思う。<br>
<br>
獄寺君はシャマルが好きなんだなぁ…………。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>そっか、うん。<br>
知ってたけどさ。<br>
知ってるけど。<br>
<br>
「……ちなみに獄寺君。獄寺君から見て、オレの欠点は？」<br>
<br>
獄寺君はまじまじとオレを見つめた。<br>
ぐああ、と頬が赤くなる。<br>
ぎゅうと右手を握りしめる。<br>
<br>
「恐れ多いですが10代目！」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br><big>
「目に映るものすべて恋に落ちるその瞳が！」<br>
<br>
「ちょぉっと待てェ!!!!」<br></big>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
ホスト部の環先輩が好きです。<br>
お付き合い頂きありがとうございました。へこり。<br>]]>
    </description>
    <category>ツナと獄寺と…</category>
    <link>http://10x10.blog.shinobi.jp/%E3%83%84%E3%83%8A%E3%81%A8%E7%8D%84%E5%AF%BA%E3%81%A8%E2%80%A6/%E3%81%8E%E3%82%8B%E3%81%A6%E3%81%83%E3%81%B3%E3%82%85%E3%83%BC%E3%81%A6%E3%81%83%E3%83%BC%E3%82%89%E3%81%B6</link>
    <pubDate>Thu, 12 Feb 2009 12:20:03 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">10x10.blog.shinobi.jp://entry/195</guid>
  </item>
    <item>
    <title>感染ドミノ（山本と獄寺）（色恋ではない。）</title>
    <description>
    <![CDATA[＜山本はもてるんじゃないかなという空想前提で＞<br />
<br />
西棟３階廊下東端。選択音楽はサボろう（10代目は美術でいらっしゃるのでご一緒できないし）と思ったら先客がいて、誰か（しらねーけど追い払おう）と思ったら山本で、しかも見るからに落ち込んでいやがったので、いい気味だと思う。<br />
<br />
「なに辛気臭ぇカオしてんだよ」<br />
「…………フラれた」<br />
「は？」<br />
<br />
耳を疑う。<br />
それから、ここしばらく山本が昼休みや放課後付き合いが悪かったことや、クラスの奴らに囲まれてにやにや質問責めにあっていたことなんかを思い出す。そうだこいつ、３年のなんとかいう女と付き合ってたんだっけ？<br />
<br />
「フラれたのか」<br />
「フラれたの。」<br />
<br />
フラれたの、マルだ。フラれたのな、へらっではない。うわなんだこいつ、まじでへこんでやがんの。<br />
<br />
熟慮の末、傷口を拡げてやることにした。<br />
<br />
「三週間だっけ？」<br />
「二週間。」<br />
「短っ」<br />
<br />
なら最初から付き合うなよ。<br />
<br />
「だって」<br />
<br />
聞いてもいないのに山本はだってと言った。<br />
<br />
「だってしょーがねーじゃん。フツーなら断ってたんだぜ。なのにあのセンパイひどくてさ、いきなり廊下で付き合って、って。みんな見てるし、断れねーじゃん。」<br />
<br />
いや待て、オレはおまえはそういうときこそへらへら笑ってかわすようなやつだと思ってたぞ。そういうの何回も目の前で見てるぞ。<br />
<br />
「あれは、その前に予兆とかあって、オレも心構えできてんの。今度の先輩はいきなりだったから」<br />
<br />
そりゃオレも顔は知ってたけどさー。<br />
<br />
有名人同士というのは面倒臭いらしい。<br />
つか、そんなもん観衆を味方に付けられた時点でてめーの負けじゃねぇか。やーい負け犬め。<br />
<br />
「で、断れなくて付き合って、飽きて捨てられた、と。」<br />
「言うなよぉ」<br />
<br />
みょうにへにょへにょした声を出すので、気色悪い。もしかして姉貴に出くわした時のオレもこんななんだろうか……と思うと、こいつにはいろいろ借りもあるような、あんまここぞとばかりいじめるのもな、まるでオレの器が小さいみてーだしな、とか憐憫の情も湧いてしまう。<br />
<br />
「……つか、何でそんな落ち込んでるんだよ」<br />
<br />
ああいうのは、付き合って深く考えるだけ無駄なんだ。姉貴とかエロ医者とか、あいつらみんな思考回路が宇宙の果てにリンクしてるんだ。常人には及ばない。考えるだけ無駄。<br />
なのに、山本は膝を抱えたまま、遠近法のモデルみたいなタイルばりの消失点を見詰めていた。<br />
ああ、今頃10代目は何をしておいでだろう。たとえミミズがのたくっているようにしか見えかろうと10代目のお描きになったものならそれは……<br />
<br />
「山本君て、」<br />
<br />
ぼそっと言ったので、その存在を思い出した。なんだよ、まだ話す気あったのか。<br />
あーはいはい。山本クンて？<br />
<br />
「子供みたいでかわいいなって思ってたんだけど、付き合ってみたら本当にただのこどもだったんだもん」<br />
<br />
……おお、その女なかなか真理を突いている。<br />
山本は真理に繋がるタイルの消失点から目を逸らし、膝の間に顔を伏せた。<br />
<br />
「もー、わっけわかんねー！どこ改善しろっての？　こどもっぽいの直せばいいの？　でもそしたら最初の惚れるキッカケもなくならねぇ？　つかこどもってナニ？　オレ先輩よりいっこ下だし！」<br />
<br />
叫んだと思ったら山本はついに沈没した。絶対零度でメルトダウン。<br />
よくそこまで落ち込めるもんだ。別におまえはその女が好きだったわけでもないだろうに。<br />
<br />
「……ごくでらって冷てぇ」<br />
「はあ？」<br />
<br />
山本は、恨みがましい目というやつでオレを見た。<br />
そんな目で見られてもなんも出ねぇよ。つか、その傷に塩塗り込まないだけオレの厚情に感謝しろ。<br />
<br />
「せめてさぁ、なんか感想ない？」<br />
「ねーよ。」<br />
「聞いた癖になんにも？」<br />
「聞いてやったけどなんにも。」<br />
<br />
ごくでらは想像力が足りないんだ。<br />
ぼそっと山本は呟いた。<br />
<br />
「例えばごくでらがさ、」<br />
<br />
山本は口を尖らせてそう切り出して、唐突に切り上げた。手で口に蓋をする。<br />
<br />
「おいなんだよ、途中で止めんな」<br />
「いや、でもちょっと……」<br />
<br />
山本は口元を押さえ、俯いて……肩を震わせている。<br />
ナニ急にうけてやがんだ。<br />
<br />
「なんだよ、言えよ」<br />
「いやその、ごくでらがさ……、」<br />
<br />
明後日のほうに目を反らし、山本は両手をバンザイさせた。<br />
おい、さっきまでの落ち込みはどこ行った？何だその恰好、どっかに放り投げたのか？<br />
いいやがれ、とにらむと、にまぁと微妙な笑みを浮かべて山本は口を開いた。<br />
<br />
「ごくでらがさ、ツナに、一生懸命だから右腕にするって言われて、で、そのあと一生懸命すぎていやだから辞めてって、言われたら？」<br />
<br />
言われたら。<br />
<br />
絶望的だ。<br />
<br />
絶望的に絶望的だ。<br />
<br />
（落ち込みはオレのところにきやがったのか）<br />
<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>そのほかの。</category>
    <link>http://10x10.blog.shinobi.jp/%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%81%BB%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%80%82/%E6%84%9F%E6%9F%93%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%8E%EF%BC%88%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E3%81%A8%E7%8D%84%E5%AF%BA%EF%BC%89%EF%BC%88%E8%89%B2%E6%81%8B%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Sat, 07 Feb 2009 02:07:34 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">10x10.blog.shinobi.jp://entry/194</guid>
  </item>
    <item>
    <title>火の匂い。</title>
    <description>
    <![CDATA[獄寺君は、火の匂いでできている。<br />
煙草の匂いと火薬の匂いだ。<br />
<br />
オレが教室でぼーっとしていると、<br />
満面の笑み、ってやつを顔にはりつけて、<br />
彼はやってくる。<br />
似合わない、と、思うんだ。<br />
だって、『ごくでらくん』は『獄寺隼人』で<br />
オレは『沢田』か『ツナ』か……でなけりゃ『ダメツナ』なんだ。<br />
……て、何言ってるかわかんないよな。<br />
ええと<br />
『分不相応』なんだ、オレには。<br />
たちの悪い冗談みたいだ。<br />
へんだよ、やっぱこれ。<br />
ムリがあるって。<br />
<br />
オレの机に手をついて、<br />
身を乗り出して<br />
じゅーだいめ、じゅーだいめって言う、<br />
彼は、このひとは、その光景は、<br />
絶対ムリがあるってば。<br />
みんなには、どー見えてると思ってんだろ。<br />
<br />
オレは、直視できない。<br />
真っすぐ見ることが出来なくて<br />
頬杖をついて、<br />
話を半分聞いているふりして<br />
ヒヤヒヤしてる。<br />
たのむから、<br />
たーすーけーてー。<br />
<br />
ふわん、と、胸の辺りから<br />
煙のニオイがする。<br />
制服に絡み付いて<br />
きっともう<br />
取れなくなってしまったんだろう。<br />
煙草のニオイは吐息じゃなくて<br />
身体に住み着くものなんだな。<br />
<br />
（青少年の学ぶべきことじゃない）<br />
（頼む、やっぱこっちこないで）<br />
（これ以上ヘンなこと教えないで）<br />
<br />
ふわんふわんふわん。<br />
目を反らしても<br />
顔のすぐ隣にあるそれは、<br />
洗いざらした白いシャツは<br />
火の匂いなので<br />
逃げようもなくて、<br />
オレは顔が熱くなる。<br />
<br />
ああ、引火する。<br />
]]>
    </description>
    <category>ツナと獄寺と…</category>
    <link>http://10x10.blog.shinobi.jp/%E3%83%84%E3%83%8A%E3%81%A8%E7%8D%84%E5%AF%BA%E3%81%A8%E2%80%A6/%E7%81%AB%E3%81%AE%E5%8C%82%E3%81%84%E3%80%82</link>
    <pubDate>Sun, 25 Jan 2009 17:58:43 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">10x10.blog.shinobi.jp://entry/192</guid>
  </item>
    <item>
    <title>なの？</title>
    <description>
    <![CDATA[08在庫整理第九弾。<br />
これでおしまいです。おつかれさまでした。<br />
<br />
完成済み。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＞PLAY<br />
<br />
<br />
『好きなの？』<br />
<br />
正面切って聞かれるとなあ、と、彼は頭を掻いた。<br />
照れているのかもしれないし、本当に返事に困っているのかも、誤魔化しているのかもしれない。<br />
ひどく曖昧だが、そのほんの少し細められた目からは彼の人の良さがにじみ出ていて、その曖昧さを好ましいものにしていた。<br />
<br />
「あ、そうだ、あれだ。長風呂とかこたつとか朝寝坊とかさ、居心地良過ぎて、自分から寝てるのか、布団に出してもらえないのかわかんなくなっちゃう感じ。そんな感じ。」<br />
<br />
『そんな感じって、それは「好き」って感情が？　それともその人が？』<br />
<br />
今度こそ彼は答えず、あの曖昧な笑みで微笑んでいた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
その日（も）、姉は勝手に上がり込んでソファを陣取ってテレビを見ていた。夕方の再放送の恋愛ドラマだ。んなもん、10代目のお宅で見てこい、と思うが、沢田家ではこの時間はチビどものアニメの時間なんだそうだ。<br />
ともかく、姉がリビングの真ん中に居座って微動だにしないので、隼人は姉に背を向けて、床にあぐらをかいてキッチンを見ていた。理不尽だ、と思いながら。<br />
「そういえば、隼人」<br />
姉が言った。音から察するに、テレビはCMに入ったところだ。<br />
「あなたもやっとわかってきたわね。」<br />
「……何がだよ。」<br />
「すべては愛だという事よ。」<br />
またそれか。<br />
「ただ、姉の意見としてはもうちょっとイイオトコを選んだ方がいいんじゃないかと思うのだけれど、」<br />
…………ん？<br />
「てめっ！　それは10代目の……」<br />
隼人は問い質そうとぎりりと身体を捻ったが、姉がこちらを見ていた事に気付き、慌てて正面に向き直る。<br />
「思うけれど、趣味は人それぞれだから、あなたがそれでいいなら、私は口を出す気はないわ。」<br />
『そこに愛があれば、それでいいのよ。』<br />
姉は繰り返した。<br />
「知るかよ。そんな下らねーもんと一緒にすんな。」<br />
床に向かって彼は吐き捨てた。<br />
<br />
<br />
『すきなの？』<br />
繰り返される、くだらない問いかけだと思う。<br />
<br />
『すき』なの？<br />
そんなの、名前なんか知るかよ。<br />
ここに、確かに、消えない衝動がある。<br />
その存在だけでで十分だろ。<br />
<br />
<br />
<br />
|| STOP<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
言い訳反転＞<br />
<span style="color:#FFFFFF">あまりにもポエムなのでしまってました。<br />
はずかしい。<br />
</span><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>ツナと獄寺と…</category>
    <link>http://10x10.blog.shinobi.jp/%E3%83%84%E3%83%8A%E3%81%A8%E7%8D%84%E5%AF%BA%E3%81%A8%E2%80%A6/%E3%81%AA%E3%81%AE%EF%BC%9F</link>
    <pubDate>Wed, 31 Dec 2008 03:52:25 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">10x10.blog.shinobi.jp://entry/191</guid>
  </item>
    <item>
    <title>今日も雨。（山→ヒバリ）</title>
    <description>
    <![CDATA[08在庫整理第八弾。<br />
<br />
完成しているけど自己没。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＞PLAY<br />
<br />
<br />
ケータイの音で飛び起きた。<br />
雲雀だと思ったんだ。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
連日の雨でここんとこグランドコンディションは最悪。<br />
朝練はずっと中止状態、<br />
放課後の手合わせもなし、<br />
そんでついに、ロードワークも、今日はやる気なし。<br />
だって雨なんだ。<br />
だから起きる気がしなくて、目覚まし時計を無視し続けている。<br />
５分おきに鳴るピーってアラームを布団の中から叩いて止めて、<br />
（布団から出てメインスイッチ切るのも面倒くさい。）<br />
オレはずるずるずるずる。<br />
もう、６時45分だって。<br />
考えられないような怠けっぷり。<br />
なんだっけ？　一日の遅れを取り戻すのに、三日？　かかるのに、なー……。<br />
もっぺん枕に首を突っ込んだら、今度は、<br />
後頭部にドリルで穴開ける気なんじゃねーのってくらい<br />
容赦なく突き刺さる携帯電話の呼び出し音がした。<br />
<br />
（え、コレ、もしかして、）<br />
<br />
買ったばっかで使い方わかんなくって、<br />
だから獄寺に「ともかくすぐ気がつきそうな音」って頼んだら、<br />
本当にアタマが割れるようなスゴイ音を設定してくれた。<br />
目覚ましからメールから、着信まで全部一緒。<br />
だから。<br />
<br />
「ヒバリッ!?」<br />
<br />
寝ぼけたオレは布団を飛び出してバイブで暴れてるケータイを引っ掴んで、<br />
<br />
『アラーム』<br />
の文字に思いっきり凹んだ。<br />
ケータイをデコに当てて座り込んでうなだれて、<br />
ネクストサークルで祈ってる打者みたいだ。<br />
オレに打順がつながりますように。<br />
でももう残りワンナウトでツーストライクで、<br />
オレの出番はほとんど絶望的。<br />
それで神頼み状態。<br />
一発逆転、フォアでもデッドでもいいから繋がりますようにって、<br />
まさに神頼み状態。<br />
そりゃ、勘違いして布団も飛び出すよ。<br />
ああ、オレ本当バカだなあ。<br />
どこをどーやったら、<br />
朝７時ジャストに雲雀に呼び出されるなんて思うんだろう。<br />
いや、そもそも、雲雀ってオレ番号知ってんのかな？<br />
勝手に呼び出された事はあるけど、毎回番号違うし、<br />
オレが教えられた連絡先は、なんと草壁さんに通じてたし。<br />
<br />
（連絡用だからそれで十分でしょって、そりゃ、そーなんだけどさあ……）<br />
<br />
あーあ、最悪。<br />
……サイアク、の、30歩ぐらい手前。<br />
（うん。まだそこまでひどくない。）<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
ともかく、<br />
おかげですっかり目が覚めてしまったので、<br />
今日も雨で朝練はないので、<br />
ランニングに行く時間ももう残っていないので、<br />
制服に着替えて朝飯喰ったらツナの家に行くことにした。<br />
きっと獄寺はもう来てる。<br />
ケータイの設定を変えて貰おう。<br />
こんな目の覚め方は、<br />
<br />
（だって、絶対ヒバリだと思ったんだ。）<br />
<br />
こんな目覚め方は、あんまり、うれしくない。<br />
<br />
（ヒバリだと思ったんだよなぁ……。）<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
「あー？　てめ、朝っぱらからシケたツラしてんじゃねーよ。」<br />
<br />
ぽつんぽつんと雨粒が落ちる透明なビニール傘の下で、<br />
獄寺の朝の挨拶はそれだった。<br />
さっきまでまだ開かない玄関を見てニコニコしていたくせに、<br />
オレを見る肩越しの視線はもう睨んでる。<br />
<br />
「はよ、獄寺。ナニ？　オレ調子悪そう？　心配してくれんの？」<br />
「すっかよ、バーカ!!」<br />
<br />
まーまー。となだめてそれから<br />
「なあ、ケータイの着信音、一人分だけ変えたいんだけど、どーやんの？」<br />
聞いたら、<br />
「まずあどれすちょうをぐるーぷでわけてふぉるだでしていして……」<br />
訳が分からなかったので、やっぱりまたオレのケータイは獄寺の手に託された。<br />
<br />
「つか、お前のケータイ、重くねぇ？　いつの機種だよ。」<br />
「さー？　安いのから選んだから。」<br />
<br />
ったく。<br />
文句言いながら獄寺は親指でポチポチと、<br />
持ち主のオレですら見た事ない画面を開いていく。<br />
<br />
「で、誰のをどんなにしたいんだよ。」<br />
「えーっと……」<br />
<br />
部員は着信あったときに名前見ればわかる。<br />
ツナも獄寺もわかる。<br />
んで、だれも早朝とか深夜とかそんな非常識な時間には掛けてこない。<br />
放課後だけだ。<br />
だから寝ぼけて勘違いもしない。<br />
だから、<br />
<br />
「……ヒバリ、からのが、目覚ましと違えば。」<br />
<br />
獄寺は眉をひそめる。<br />
<br />
「お前、アイツのアドレス知ってんの？」<br />
<br />
オレは首を横に振る。<br />
<br />
「勝手にかかってくんのな。<br />
　毎回番号違うし、あと、非通知、だっけ？　それだったり。」<br />
<br />
獄寺は、いつもの馬鹿にしたとかあきれたとかそう言うのではなく、<br />
もういっそ哀れな生き物を見る目で、<br />
（そうだ確か英語で、 I が私なら、僕やオレって何って聞いた時、<br />
　こんな顔してた）<br />
そんな目でオレを見てため息吐いて、<br />
「ムリ。」<br />
と、オレの胸にケータイを押し返した。<br />
<br />
「できっかもしんねぇけど、面倒くせぇ。自分で調べやがれ。」<br />
「えー。だって獄寺、これ、このまんまじゃ心臓に悪ィよ。」<br />
「うーるーせ。てめーなんざ、えーえんに着信待ってどきどきしてやがれ。」<br />
<br />
『うっわ、山本クン、少女マンガみてー。きもちわりー。』<br />
獄寺はそう言おうとして、ちょうどその途中で、<br />
がちゃりと玄関の開く音がした。<br />
ぐるんと獄寺が身体をねじる。回れ、右。背筋を伸ばして直立不動。<br />
<br />
「おはようございます!!　10代目、の……、」<br />
<br />
勢いよく飛び出した言葉は、フォークボールより見事に途中で落ちた。<br />
玄関から現れたのは、<br />
「……の、お母様……」<br />
だったのだ。<br />
<br />
「……っ、と、あの、おはよう、ございます……」<br />
<br />
同一人物とは思えない気の抜けた声で獄寺は繰り返す。<br />
<br />
「おはよう、獄寺君。山本君。<br />
　いつも待たせちゃってごめんなさいね。<br />
　ツナもそろそろご飯食べ終わるはずだから」<br />
「いっ、いえそんなぜんぜんっ！」<br />
<br />
獄寺はがばっと顔を上げて、<br />
ツナのおふくろさんの手に大きなゴミ袋があるのを見つけて、<br />
「あ！　ゴミ出しですか？　オレ、手伝います！」<br />
なんて言い出す。<br />
<br />
「あら、ありがと。でも、これだけだから……」<br />
「あ、じゃあ！　オレ、傘を……！　」<br />
「ありがとう、でも、獄寺君濡れちゃうでしょう？」<br />
「いえっ！　ぜんっぜん構いません!!」<br />
<br />
必死な獄寺のやり取りを見ながら、<br />
ああ、確かにこれは、とオレは思う。<br />
獄寺はゴミ袋と玄関と、ちらちらちらちら忙しなく目線を移動させて、<br />
ああ、獄寺はずーっと着信待ちだ。<br />
永遠にドキドキしながら着信待ちだ。<br />
たしかにこれは、きもちわりー、かもなあ。<br />
獄寺が押し問答しているうちにまた玄関が開いて、<br />
今度こそツナが出てきた。<br />
で、タイミング悪く、<br />
「おはよう」の声より先にドアが獄寺の背中に激突して、<br />
獄寺は振り返って思いっきり犯人を睨みつける。<br />
睨みつけて、犯人の正体を知って、顔が真っ青になって、<br />
でも真っ青になったままニヤけだすから、すげぇ顔。<br />
上擦ってひっくり返った声で叫ぶ。<br />
<br />
「おっ、おはようございます!!　10代目！」<br />
「お……おはよ、獄寺君。」<br />
<br />
ああ、たしかにこれは、『きもちわりー』かなあ。<br />
でも、『少女マンガ』みたいかなあ？<br />
これを少女漫画と言うなら、<br />
まさかコレ、『恋』とかゆうのかなあ、なんて、オレは思ったりする。<br />
獄寺と違って女兄弟が居ないのでわからない。<br />
<br />
ツナが傘を開く。<br />
傘もう一つ分距離を開けて、獄寺が後に続く。<br />
雨の通学路を歩き出す。<br />
（あ、ゴミ袋持ってる。）<br />
<br />
「おはよ、山本。」<br />
「おっす。ツナ。あ、なぁツナ、昨日のアレ視た？」<br />
「あー、うん。視た視た！」<br />
<br />
オレは特には『どきどき』しないので、<br />
着信を待つまでもなく向こうからかかってきたので、<br />
オレはツナとちっとも気持ち悪くない男子中学生らしい朝の挨拶をしたら、<br />
やっぱり獄寺はぎりぎりーっと睨んでいた。<br />
<br />
<br />
「あの、獄寺君。」<br />
「はいっ！　なんですか10代目！」<br />
「いや、えと。あの。ゴミ捨て場、過ぎちゃったよ？」<br />
「あ、すみません！　すぐ戻ります！」<br />
<br />
ああ、獄寺はやっぱちょっと『きもちわりー』や。<br />
で、オレとツナの会話はちっとも気持ち悪くないから、<br />
オレはツナが好きだけど、これはきっと恋じゃない。<br />
<br />
<br />
<br />
つまり<br />
オレに『きもちわりー』なんて言うなんて、<br />
じゃあ獄寺は時々『きもちわりー』なんて思ってるんだ。<br />
今朝のオレは、どうだったのかなあ。<br />
獄寺に聞いてみてみようかと思ったけど、<br />
これは聞かない事にした。<br />
あーあ。<br />
オレも『きもちわりー』のかな？<br />
とりあえず、着信音はどーにかしねーと。<br />
だってこのままじゃ、獄寺の言う通り『えーえんにどきどき』してしまう。<br />
それは困る。<br />
ああでも、着信音変えるのめんどくさいな。<br />
このままでもいいかな。<br />
今日夜更かしして取説とにらめっこしながらそんな事するよりは、<br />
早く寝て明日早起きする方が、<br />
ぬかるんだグラウンドで自主トレする方が、<br />
雨の中ロードワークする方が、<br />
そっちのほうがいい気がする。<br />
いや、それは、オレが野球が好きだからじゃなくて。<br />
なくて……なんだろう。<br />
<br />
<br />
<br />
今日は雨が降ってる。<br />
三人とも傘を広げて歩いてる。<br />
お互いちょっと遠いから、今日は黙って歩いている。<br />
獄寺はきっと今、ツナからの着信待ちで<br />
『えーえんにどきどき』している。<br />
『えーえんにどきどき』してるから、<br />
あの傘の下では『きもちわりー』の雨が降って獄寺を濡らしてる。<br />
オレの傘の下は、何が降っているんだろう。<br />
<br />
冷たい空気は嫌いじゃないから、<br />
やっぱり今日は早く寝て、<br />
明日は雨でも傘をささずにロードワークに行こうと思った。<br />
<br />
二度寝してる布団の中じゃなくて、息を弾ませてランニング中なら、<br />
きっと『えーえんにどきどき』なんかせずに着信を待っていられる。<br />
<br />
<br />
|| STOP<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
言い訳反転＞<br />
<span style="color:#FFFFFF"><br />
初めて書いた中学生の山本の一人称の山ヒバ。<br />
山本が、あまりにもフリーダムに勝手に喋り続けるのでとても困った。<br />
さすが山本。<br />
この山本語は注釈入れなきゃわからないだろ、書き直そう。<br />
と思ったまま、手のつけ用がなくてお蔵入り。<br />
ほんと、さすが山本。<br />
</span><br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>山本と雲雀と…</category>
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    <pubDate>Wed, 31 Dec 2008 03:09:14 GMT</pubDate>
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