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おいでませ。
    こちらは舞台裏、管理人のラクガキ帳カキカケblogです。
    もはや完全に整理整頓を放棄しています。
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こうしんりれき
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獄寺君はオレのこと好きなんだと思う。
オレは獄寺君のことを好きなんだと思う。
だとおもうって推測をいくつも積み重ねて、
でもだってそうでもしなきゃ、
答えが出ないだろ、この関係。
足場固めなきゃ次に進めないだろ。
どうしたいのとか、どうするといいんだろうとか、
本当は何がしたいんだろうとか
なんにもわかんないだろ。
本当はどうしたいって、なんでこんなことしてるんだろって、
どうして、
これが正しいと思えないんだろう。
(そりゃマフィアのボスやって男と抱き合ってりゃ
 正しいと思えない方がマトモか?)

思えないんだよ。

君のこと抱きたいと思うし、今やってることが悪いことだとももう思えないし、

(少なくともマフィアのボスに関しては
 オレ以外の誰かにこの座を譲ったら世界が終わるな。)

(ああ、同じ理屈で、
 獄寺君をほかの誰かにやることなんか考えたら、
 オレは壊れるかも。)

(うんそう。)

(獄寺君じゃなくて、オレが壊れるね。)

(うん。おかしいよね。)

だから、オレは獄寺君のこと好きなんだって考えた方が楽でしょう





なんで仕事と恋を同列に語るのかと彼が問うので。
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読んでる方いらっしゃるだろうか。
無責任と宣言して始めて、本当に無責任に放置しやがった企画ですが、
長く放置している間に色々あったので、こうします。

「適当に、書きたいシーンだけ書き散らす。」

う…。投票してくださった方とか本当にありがとうございました、申し訳ありません、この企画は無責任だから勘弁して。

とりあえず花魁の設定と、隼人さんと武さんのシーンだけあげました。
次は綱吉さんと隼人さんが仲良くなるシーン書きにきます。
(春琴抄も書きたいシーンはあるが、花魁ほどテンプレな話ではないのでちと書き散らしにくい。し、やっぱり花魁の得票数は多かった。古典ネタ強し!(笑))
■花魁パロ、こんなかんじです。
原作のように『一般人ツナのもとに裏社会出身の獄寺がやってきたらどうなるのかな』ではなく、『獄寺以下大勢が暮らす裏社会にツナが一人で放り込まれたらどうなるかな』というコンセプトのパロディです。
そこでなぜ裏社会に遊郭を選ぶ!? おとめのなぞです。
あと、またツンデレ攻略です。

なお内容にはちっとも絡んでこないのですが、この花魁ワールドはSFです。
以下読まなくてもいい言い訳なので小文字。

なんで男の花魁?とか謎に思うのを避けるための魔法の言葉です。
いろんな用語の定義がテキトーに史実と異なります。
ありんす言葉も基本使いません。
なのに全員和服でカタカナ名前の方にも無理矢理日本語名前つけてます。
ごめんなさい。パロディと思って勘弁してください。
この花魁ワールドはSFです。
遠い未来、人々は巨大な空中船艦(ラピュタやナウシカのような)で暮らしています。それぞれの『船』が都市国家のような自治体を形成していて、なにかの生産に特化しています。食糧、工業品から医者、軍人などの特殊技能を持つ人材まで。その中にはこの世界では人口が極端に減ってしまった女にかわり、男でありながら男に身体を売る女郎を擁する『花街』船もあります。それら財の交易、船の燃料補給は『港』で行われ、そこに帰港する船に対しとても大きな支配力を持っています。そんな世界で、

とても大きな港を仕切る大店(おおだな)の後継者争いに巻き込まれてしまったツナとそのお抱え花街のとある郭で暮らす隼人のおはなし。

沢田綱吉/一応主人公?
普通の気弱な少年……だったはずが、今回は街を仕切る大店の跡継ぎとして担ぎ出されます。御屋敷にて強制的に修業中ですが、教養がない、遊び方を知らない、と修業の一環として傘下の郭に行くことに。

童子(わっぱ)/ツナのお目付け役
見た目5歳以下だろってなツンツン頭の幼児にして裏社会では知らぬものはいない最強の……やっぱり幼児。9代目の信頼が厚く、とかく偉そう。
着流し着用、帽子無し。
(未来編で雲雀の屋敷に出入りしてたときの格好をイメージして頂けると幸いです。)

隼人/薄ら灯(うすらひ)太夫
郭の二番手。
源氏名薄ら灯はいつもキセルをくわえていることから。あるいは肌も髪も夜目に白くひかってみえることから。
幼少のころに郭に買われて教育を受けています。外の世界のことはほとんど記憶にありません。
年若くして太夫まで上り詰めたのは他に類を見ないその容貌のせいもあるが、客を選り好みせず、相手にあわせてきちんと色恋を売る気風のせいも大きい。とのもっぱらの評。
(ちなみに薄ら灯は造語です。春の季語「薄ら氷」から)

雲雀/雲雀太夫
郭の不動の一番手(お職)。舞の名手、特に扇を好む。
年齢不詳、いつからお職なのかも不明。年季もとっくに明けているはずなのに、山と舞い込む身請け話もぜんぶ突っぱねて郭に居座っています。
にこりとも笑わない、かけらも客に媚びない。が、それがいいとの世間の評。
ちなみに童子は彼の旦那の一人です。童子は雲雀の笑うところを見たことがあるらしい。

了/薄ら灯の部屋付きの用心棒
薄ら灯の一回り年上。同じ頃から郭で奉公している、幼なじみで面倒見役。
家に帰ると溺愛している妹がいる。
ちなみに雲雀の部屋付きは哲さんです。

楼主/郭の楼主
もとは天馬と言う名の太夫。
9代目に見込まれて引退、以降郭を取り仕切っている。
金髪のすっごい美人のあのひとです。自分のあとを継いでお職になった雲雀にここでもやっぱり手を焼いています。

武/切り花屋
部屋持ちの女郎の部屋に毎日花を活けにくる花屋の少年。
親方は剛。まだ修行中の身だが、雲雀に気に入られて若くしてお職の部屋の担当です。なのに次席の薄ら灯の部屋が剛じゃおかしいだろう、という事で芋蔓式に薄ら灯の部屋も担当。(大広間なんかは剛さんがやっています。)
ちなみにこの花は全部お客さんからのラブレター。
雲雀の部屋なんかは毎日花で埋め尽くされ、薄ら灯もそれなりに。
毎日お客が帰って女郎さん達がぼーっと休憩している午前中にやってきて、世間話しながらテキパキ花を活けて、昼見世の始まる前に帰ります。
郭に住んでこそいませんが、気さくな人柄もあってほとんど内部の人間扱いです。


なんかこんなかんじ。ちょっとシーン抜き出してみました。
隼人と武の会話シーン。



 すたん、と軽い音を立てて、しかし勢いよく襖が開け放たれた。
「薄ら灯、ちょっと邪魔するぜ。その花やり直す!」
「はあ?」
 薄ら灯が問うのも聞かず、武はずんずんと部屋の中に踏み入った。ぴたりと部屋の真ん中で立ち止まり、あごに手を当てて何やら思案顔でさっき活けたばかりの花を見回す。
「なんだよ、薮から棒に。オレのところは終わりじゃなかったのか?」
「雲雀に駄目出し喰らった。やり直す。ちょっと借りてくぞ。」
 言うや否や、床の間の大瓶から赤い大牡丹を引き抜く。続いて蘭も藤も葉菖蒲も。
「おい、オレの部屋は雲雀の部屋の在庫置き場か?」
「まあそうかな。」
 素っ気ない返事。駄目だこいつ。没頭してやがる。薄ら灯は舌打ちする。
 武は抱えた花束を見詰め、うん。と一人納得したように頷いた。これならどうだ。みてろよ、あっといわせてやる。
 ばさりと大風呂敷を床に広げ、武は選んだ花達を手早くまとめる。色とりどり花の並べられた床とは対照的に、花を奪われた部屋は見るも無惨だ。まるで嵐の通ったあとのよう。
「……おい。さっさと済ませてこっちの部屋もどうにかしろよ。」
「うん。できるだけ間に合わせる。」
 これまた色のない返事。
「……ったく、どいつもこいつも。」
 どうせ二番だよ、天下の雲雀太夫様には敵いませんよ。
 薄ら灯はぶすくれる。ふ、と武が顔を上げた。
「今日来るの、沢田の旦那?」
「……だったらなんだ?」
「そっか、それで機嫌いいのな。」
 かちん、薄ら灯は眉を跳ね上げた。
 そうだ言う通り。虫の居所が悪い日に部屋から花を取られようものなら、薄ら灯の悪態はこの程度では済まない。
「よくねえよ、別に! てめ、ほんとにオレの部屋間に合わなかったらはったおすからな!」
「はは、そうかっかすんなって。そっか、沢田の旦那か。なら、大仰に飾るよりこっちのがいいか。」
 武は色鮮やかな藤を一枝手に取った。色鮮やかな、まだ花開いたばかりの若い房を一つ折り、ひょいと薄ら灯の髪に飾る。
「うん。似合う。部屋にお前一輪いりゃ、旦那は十分だって。」
 みるみる、薄ら灯の顔が朱に染まる。
「……っ、んな、わけねーだろ馬鹿! とっとと行け! さっさと済ませて次はオレの部屋だからな!」
 しかし片手でしっかりと藤に房を押さえたまま、薄ら灯は乱暴に武を部屋から蹴り出した。



■春琴抄パロ、こんなかんじです。

3人組のうち、山本とツナのポジションが逆だったらどうなるかな
っていうのが大本コンセプトのパロディです。
またはツンデレツナ獄を書いてみよう。
これは全員原作と同じ名前で登場予定。
時代設定は大正ロマンもどき(笑)
ではざっくり人物解説をどうぞ。


山本武@さるお家柄の「若」様
山本の家は原作のボンゴレ並みになぞの巨大組織です。平安時代は陰陽師だったとか、江戸時代はお庭番だったとか、なんだそりゃっていう謎の組織。の末裔。
山本武本人も薄々聞かされてはいたのですが、いまは他人事と普通に…もとい、文武両道、人望に篤く学ラン姿も見目麗しい大変優秀な学生をしておりました。しかしある日突然、「跡目を告げる男児がお前しかいないから」と、本家から次期当主のご指名を受けます。
さて、山本家の当主は文武両道どころか華道香道茶の湯に俳諧歌舞音曲、本当に何でもできなくてはいけません。
ところが山本、武道は道場に入り浸りで完璧だったけど、学業も一般人としては優秀だったけど、歌舞音曲だけはサッッパリだった。
そんなわけで、本家(広大なお屋敷)住み込みで教育を受けることになります。
じゃあ、まずは音曲のほうから、ってことで……

「げ。 お師匠さんに獄寺呼ぶの?
 冗談きついぜ、あいつと二人っきりとかムリ!
 なあツナ、悪い! 春休みだけでもオレと一緒に来てくれねえかな?」



獄寺隼人@「若」のお師匠さん
獄寺家は山本家の分家の一つで、琴、三弦、鼓に竜笛に笙その他あらゆる音曲の名手を輩出しています。
隼人はそのなかでも弦の名手です。
日本の東北地方の山中に屋敷を構えてひっそりと暮らしていましたが、今回次期当主の教育に当たって、年齢が近い事もあり隼人が本家に出向くことになりました。
隼人は幼いころからひたすら楽の道を究めていたので同年代の友人というものを持ったことがありません。気位が高い、芸事に入ると容赦がない。山本が二人きりは勘弁してくれ、というぐらい、扱い難い性格をしています。
また、獄寺の家は女系なので、隼人も公式の場では女性的な身なりと言動をします。あと、なぜか銀髪碧眼だったり色々こじつけ設定があるんだけど、その辺はツンデレ攻略と一緒に解明するのでいまはカット。



「お久しゅうございます、若。この度若の指南役を拝命つかまつりましたこと、この獄寺隼人、光栄の至りです。」
 楚々と三つ指をついた美少女、にしか見えない少年は、微笑んで顔を上げた。
「……ところで、若、そのチビなんですか?」
「えと、山本の友人で、沢田綱吉と言います。あの、よろしく、獄寺さ……」
「あ?」
 ツナが口を開いた途端、隼人はあからさまに態度を翻した。
「部外者が気安くうちの家の名前口にしてんじゃねーよ。」
「まーまー。ツナはオレの親友なんだぜ、ここは仲良く、な?」
 山本が取りなして、やっと隼人は口を噤む。
「……はい。」
 そしてまたにこりと白い花のような笑顔を見せた。
「若がそう仰るのなら。案山子が座ってるとでも思うことにします。」



ちなみに山本一門で歌と舞いの名家は雲雀家。通称「北の獄寺、西の雲雀」。
次期当主恭弥(また色々あって女装)は隼人とは犬猿の仲です。隼人が一方的に敵視しているとも言う。武と恭弥は年に数回ほどと顔を合わせることも多く、比較的良好な関係を築いています。(だから余計恭弥と隼人の仲は険悪に…)


沢田綱吉@一般庶民
一般庶民です。今回は何の血も引いていない純粋な一般庶民です。
山本のお屋敷で迷子になったり、話の流れでなぜか山本と一緒に稽古を受けることになったり、それで露骨に隼人にお邪魔扱いされたり、色々今回もかわいそうです。
身の回りの生活能力皆無な隼人と山本の手は借りたくないという彼の見栄っ張りの結果、いつの間にか見かねて隼人の世話焼きがかりになってしまいます。

て、これじゃああまりにもなんでツンが解けかけた辺りもちょっとだけ。



 隼人は離れの縁側に腰掛けてぼんやりと庭を眺めていた。傍らに三味線が置かれている。
 二人の指導をしている時以外は、隼人は一人で自分の稽古をしているようだった。離れから絶えず微かな調べが聞こえているのをツナはよく知っていた。こんな風に、放り出してぼんやりしているのは本当に珍しい。
「隼人。」
 声を掛けると隼人はぎくりと慌てて居住まいを正し、こちらを見た。
「……なんだ、お前か。」
 が、そこにいるのがツナだけと知って、また姿勢を崩す。
「若は?」
「道場。毎日正座で身体が鈍るって。」
「そっか。……その熱意がちょっとでもこっちに向いてくださればいいんだけどな。」
 諦めた様に言って、三弦を抱え直して、撥を手に取る。稽古を再開するかと見せて、隼人は再びだらりと手を降ろした。
「隼人が、庭にいるなんて、珍しいね。外は騒がしいから嫌いじゃなかったの?」
「ああ、嫌いだな。……けど、」
 視線の先には池があり、畔には桜の大木がある。そよと風が吹いて、花びらが一枚舞って、水面に波紋を描いた。
 ……次の桜は見られないかもしれないから。
 言いかけた言葉を隼人は胸にしまった。
 こいつに言ってなんになる。
 細い糸の様に隙間から入り込んでくる、ツナの纏った穏やかな空気が嫌いだった。入り込んで絡み付いて、柔らかなもので隙間を埋める。
 けど、それはいつまでもいてくれるわけじゃない。
 指南役が終われば、自分は家に帰る身だ。この感覚に慣れたくなかった。
「ただの気紛れだ。畳より板張りの方が響きが良くて好きなんだよ。」
 今度こそ、構え直すと隼人は力強く弦を弾いた。
 うそだ。
 ツナは強く思う。
 嘘だ、音がちがう。
「オレたちにはあんなに、いい加減な気持ちで弦に触れるなって言うくせに。」
 隼人が手を止めた。まじまじとツナを見つめる。見破られてしまっては、もう続きは弾けない。
 弾く方はからきしのくせに、なんでこいつはこんなに耳がいいんだ。
「隼人、何かあっただろ。」
 なんでそんなこと聞くんだよ。言えば楽になるかもなんて、思ってしまうじゃないか。
 



最後に、注意書き。
春琴抄パロですが、熱湯がかかったり、針で眼を突いたりはしません。
逆を言うと、そう言うことです。
でも最終的に本当にそうなるかはまた投票で決めようかな。
採用になったら。


以上、リアル友人からはそれのどこが春琴抄と言われる春琴抄パロのプレゼンでした!
今年もエイプリルフールができなくて、
頭の中に下らないパロディ設定ばかり溜まっているので
吐き出し企画をしようと思います。

どっちがいいですか
1、花魁パロ(「さくらん」みたいなの?)
2、春琴抄パロ(住み込み書生さんみたいな?)

企画概略。
オフライン原稿の片手間なので、多分夏ぐらいまで。
連載というよりは連続企画。
文章クオリティは日記妄想からポエム程度。
更新頻度は気紛れ。
優先順位はオフライン原稿>じゃんぷの感想>企画=通常更新。


各パロ共通項。
ツナ獄+山ヒバ。
Not大人。
とりあえずみんな着物。
二人の呼称が獄寺君と10代目じゃない。

参考までに注意書き
春琴抄はおそらく全年齢。
3人組メインなので、ヒバリの出番がないかも。
設定はあるんだけど。

花魁パロは花魁パロなので、そういうことになる。
でもそう言うシーンは面倒で書かないかもしれない。
でも、ツナと獄寺の部分ぐらいは書くかな。
お客と獄寺は書かないだろうな。
(この辺本当に無責任企画。)

と、こんな感じの企画、
興味があったら一票くださるとうれしいです。
(いや、お一人様何票でも投票できますが。)
投票は、4/3くらいまでかな。
どっちのパロもオープニングだけお見せします。
お先に春琴抄、おつぎ花魁。それから一週間ほど決選投票。の予定。
現在プレ決戦投票モードですが
票数はオープニング出揃い後の投票とほぼ同様に扱われます。
こっちって決めちゃってる方は入れちゃってくださいな。
心変わりも二股も何でもありですので。


一時休止します。
夏の原稿しながらふらふら書きたいので
6月半ばころ再開予定。
無責任企画!

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